不動産中古物件を購入するに当たり、意見を述べてみた。


□不動産中古物件を購入するに当たり、意見を述べてみた。

 

空き家物件については、不動産業界では、中古物件を仕入れて、それをリノベーションして再販するということでビジネスを展開している不動産業者があります。中古リノベ物件と言われる物件です。

 

一戸建てでもリノベ物件の再販というのはありますが、都心部では、中古マンションのリノベ物件は多数販売されています。RC SRCなどの鉄筋コンクリートのしっかりした建物であれば、多少古くても、そんなに壊れる物件ではありません。また、超高層マンションの場合、古くなれば、管理するのが大変になってきますが、低層マンションであれば、さほど、マンションの修繕工事を行うのも技術的に難しくなくコストがかからないといえます。よって、都心部で格安でマンションを仕入れようと思えば、低層階の中古フルリノベマンション、管理状態の良い物件を手に入れるのがお買い得といえます。

高層マンションで、特に東京のウォーターフロントにある建物は、古くなると修繕工事をどうするのかということ、40階をこえるような超高層マンションの場合、技術的に修繕するのが難しいということで、通常よりコストがかかることになります。また、海に近いということで、塩害被害がありますので、その点も考慮しなければいけません。よって、ちょっと内部に入った利便性の高い低層マンションで、RCかSRC構造、フルスケルトン状態にしてのリノベ物件ですと、多少建物が古くても、長持ちしますので、考え方によっては、お買い得といえます。

 

また、値段重視であれば、土地が所有権でなく、借地権は、もっと安くなります。ローンで物件を買う予定であれば、土地が所有権でなければ、金融機関からの満額に近い借り入れが難しくなります。しかし、貯金をしており、現金で決済して、長期間手放す気がないのであれば、旧借地権の中古リノベ物件が良いです。借地権には、旧借地権と定期借地権があり、旧借地権は、建物が立っている限り、地主は、土地の賃貸を延長することを約束しています。

定期借地権の物件で格安物件がありますが、これは、数十年後、更地にして地主に返却する条件がありますので、その場合は、不動産管理費と地代、それと、解体積立金を支払うことになります。

 

実は、それは、悲しいことです。高いお金を出して購入しても、購入した瞬間から解体費用を積み立てる資金を払い続けるのです。

 

さて、そんなことはさておき、不動産物件は、直感が大切です。

 

人によっては、風水を重視する方もいるでしょう。

家相が悪いのはだめだという人、それぞれ人の考えがありますので、予算とインスピレーションで選べばいいと思います。

 

ただ、うちは東京の港区の麻布地区で商売していますので、このエリアの最高にいい情報としては、港区3Aエリアと言われています。

麻布、青山、赤坂、  この3Aエリアの物件は、値下がりがしない、不動産価格は維持されるということがありますので、たとえ、中古で安く購入しても、次に転売する際には、価格がなくなるという地方物件のような悲劇はありません。

つまり、港区3Aエリアというのは、必ず、このエリアに住みたい、買いたいという人のニーズがありますので、不動産価格が維持されています。そう考えれば、3Aエリア周辺の物件価値というのは、将来の資産としての価値は保持できるという点では、良いエリアといえます。

 

筆者の経営するジャシボ不動産は、港区3Aエリアを中心に不動産仲介を行っています。高級物件も取り扱いしますが、格安中古物件まで、3Aエリア周辺であれば、対応します。